指番号を楽譜に書いてある通りに動かすのが苦手な生徒さんがいます。
気持ちは分かるよ😅自分の動かしやすい指があってその指ならスラスラ弾けるから鈍い指は使いたくないってこと。
特に薬指と小指は動きが鈍いよね💦💦だいたい日常で薬指と小指の出番があまりないかな。
でも、ピアノは全部の指に出番があるんです。
ただ、楽譜が必ず正解ではないから(ほとんどは弾きやすい指で書かれてあるのだけれど)明らかに書かれてある指番号では止まったり間違える原因になる場合は自分の弾きやすい指にかえて弾いたりしても間違いではないのですが、フレーズや前後の音やリズムにもよるので全部自分の動かしやすい指だけで弾こうっていうのは無理があります。
たいてい弾きにくいとか毎回間違える箇所が同じという場合は指番号が原因だったりして、今日の生徒さんも毎回同じところが止まったり間違えたりしていたので毎回同じ指で弾かないと止まるのが癖になる話しをして弾けない箇所だけの練習をすること、なぜ部分練習が必要なのかを伝えると部分練習は嫌で最初から弾きたい生徒さんなので案の定やる気ダウンしていました。
これ以上私が何か声かけしたら余計やる気なくすのが分かったので、この生徒さんは自分自身でもどうすればいいのか分かっているなと思い黙って隣で様子を伺うことにしました。
すると、少し考えてから部分練習を始めた生徒さん✨
やはり一回では上手くいかない。またやる気ダウン💦💦
もう一度部分練習から。その後黙々と何かを言うわけでも私も声かけるわけでもなくひたすら見守る👀
何度目かにゆっくりだけどようやく弾ききって納得したようで、部分練習の壁を少し乗り越えられたかなと思います😌
待つのも勇気いるし、途中でいろいろ言いたくなったりしましたが😅生徒さんに合わせて待つことも大事ですね。
そして、レッスンが終わり次は我が子の育児でも待つことの試練が、、、我が子にはついつい口出し多くなり待つことが出来ない私です😂